育児サロンのよしです。
妊娠が分かったら、どこでどのように生むのか、産院選びに迷いますよね?
新型コロナウイルスの影響で、通常時よりだいぶ出産事情は変化しています。
通常の出産よりも「産院」選びが重要になってきます。
「受診するタイミングは?」
「産院にはどんなタイプがあるの?」
withコロナ時代の産院選びのポイントについてお話します。
安心して安全に出産する方法をいっしょに考えていきましょう。
目次
産院を受診するタイミングは?
「妊娠したかも」と思ったら、まずは妊娠検査薬で尿検査をしてみましょう。
陽性反応がでたら、月経予定日から1~2週間に受診をするのが目安となります。
早く受診すると判断がつかない場合もありますが、全然早くていいと思いますよ。
病院の雰囲気も分かりやすいですし、産院選びのいい材料になるからです。
産院の種類4つと特徴
産院の種類は大きく分けて4つあります。
それぞれの産院の特徴をあげていきます。
センター病院
集中治療室があって、難しい出産を扱っていたり、救急車での緊急入院に対応しています。
「お産はいつ急変するのか分からない」といった点で希望する妊婦さんもいらっしゃいます。
しかし、地域一円からハイリスクな出産が集まってくるので、ローリスクの出産の受け入れが制限されていることもあります。
ベッド数に余裕があれば、正常な出産も受け入れているところがあるようです。
総合病院・大学病院
産科があって分娩を扱っている病院です。
産科の先生も数名いらっしゃるところもあります。
妊婦さんの約半数が、この総合病院で出産しています。
<メリット>
- 設備も整っていますし、もしもの時にも備えてもらえるという安心感がある。
<デメリット>
- 待ち時間が長い。
- 出産時の担当医が、病院側の都合による。
個人病院
個人の開業医の先生がいらっしゃる病院です。
「産婦人科医院」とか「レディースクリニック」の名前がついている病院です。
※レディースクリニックでは、妊娠期間の診察のみで出産の対応はできないところが多いです。
<メリット>
- 初診から分娩まで同じ先生に見てもらえる。
- 先生とのコミュニケーションが取りやすい。
- 多様な分娩スタイルがある。
<デメリット>
- 緊急対応は別の病院になる。
- 費用が高くなりやすい。
食事が豪華だったり、個室が充実していたりと、細やかなサービスが受けられるという特徴があります。
良くも悪くも、病院ごとに特色がでるので、自分に合うかどうかはしっかり見極める必要があります。
助産院
自然な形で出産ができる施設です。
アットホームな雰囲気が魅力ですね。
医療行為ができないため、緊急時には他の病院と連携の形式をとります。
<メリット>
- よりきめ細やかで丁寧な対応をしてもらえる。
- 産後のケアもしてもらえる。
<デメリット>
- 難しい出産の対応が不可能
産院選びのポイント
では、どんなところにポイントをしぼって産院選びをすればいいでしょうか?
5つのポイントを紹介します。
家の近所
長く通うことになりますから、「通いやすい」ことは重要です。
気になることがあれば、仕事帰りにさっと寄ることも可能です。
臨月になれば毎週検診がありますし、陣痛が来た時には早めに病院に着いておきたいものです。
病院は近い方が何かと安心ですね。
先生が親身になってくれる
先生や看護婦さんが優しくて親切な病院がいいですよね。
悩んでいることや不安な気持ちにそっと寄り添ってくれる人がいてくれると心強いものです。
全室個室
やはり個室をおすすめします。
トイレやシャワーなども気楽に使えますし、面会時間なども気にしなくてすみます。
上の子どもがいる場合など、他の人の迷惑になりにくいというメリットがあります。
ゆったりと産後を過ごせます。
食事がおいしい
産後は、出産が終わった、長い妊娠期間が終わったという解放感があります。
入院中なら食事の時間もゆっくり取れます。
おいしい食事をとってリフレッシュしながら、体力を回復させていってほしいです。
産後のフォローがある
出産が終われば、育児が待っています。
自分の体調のこともありますし、産後のフォローをしっかりしてもらえるとありがたいですよね。
母乳育児の相談にのってもらえたり、小児科の先生を紹介してもらえたりと母子ともに安心できる産院をさがしましょう。
どっちにしようか迷ったら、産院選びチェックリストでチェックしてみてくださいね。
注意ポイント
距離的に通いやすいか?
先生やスタッフの人柄は?
緊急時にはすぐに対応してもらえるか?
立ち会い出産は可能か?
分娩方法は自分に合っているか?(自然分娩、無痛分娩など)
個室があるか?(母子同室かどうか?)
病院内で両親教室は行っているか?
食事の評判はいいか?
産後のケアはしてもらえるか?
私の体験談
私は近所の個人病院を選びました。長女も次女も同じ病院です。
いとこが少し前にそちらで出産し、いい評判を聞いていたからです。
ずっと同じ先生に診てもらいたいという希望と立ち会い出産可能ということで選びました。
頭痛がひどくて受診した際には、後で連絡をもらったり、二女の検診時に長女の近況を聞いてくれたりと、長いお付き合いをさせてもらいました。
その後も婦人科の検診でお世話になっていました。
今は産科がなくなってしまいましたが、2人の我が子をとりあげてもらった先生には感謝しています。
withコロナ時代の出産事情
日本産科婦人科学会より「妊婦の皆様へ」としてメッセージが公開されています。
非常事態宣言が解除になった今も、「里帰り出産」を可能な限り控えてほしいという文言があります。
安心した場所で生みたいと思われるのは当然のことですし、長距離移動の感染リスクを考えると本当に悩ましい問題です。
新型コロナウイルスの予防対策は、病院によって異なっています。
選んだ産院がどのような対策をとっているのかは、必ずチェックしてください。
最後に
いかがでしたか?
withコロナ時代の産院選びのポイントについてお話してきました。
産院にはいくつかのタイプがありますが、選ぶポイントは、
- 家の近所
- 先生が親身
- 個室
- 食事がおいしい
- 産後ケアが充実
安心して赤ちゃんを迎えられるように、納得のいく産院を選んでくださいね。
ご安産をお祈りしています。