パパ育児

親としての自覚!パパになるために必要な心構えとは?

育児サロンのよしです。

パパは親としての自覚が芽生えるのがどうしてもママに比べてスローであるため、いざ父親になっても育児で何をするべきか悩んでいませんか?

もちろん全てのパパがそうではありませんが、ずっとお腹の中に赤ちゃんがいて責任とプレッシャーを感じ続けていたママに比べて、パパは子どもが産まれてからようやく父親としての実感を手にすることになります。

それはある意味パパの意識が足りなくても自然なこととも言えます。

僕も正直なところ子どもが産まれてからようやく「あ、父親になる準備とか全く出来ていないや」と気付きました。

そこで、この記事ではパパになるために必要な心構えを実体験に基づきご紹介させていただきます。

この記事を読み終えると、パパの果たすべき大切な役割や家族への接し方のヒントが見つかるはずです。




子どもの発達のステップ

まずは父親としての心構えのご紹介の前に、新生児期~1歳まで、具体的に子どもはどのように成長をしていくのか?

そして親はどういうことに苦労するのかを見ていきましょう。

最低限この流れを知っておくと子どもや家族に対する向き合い方も変わってきます。

 

【1~2ヶ月】

・動く物を目で追いかける

・手を見つめる、口に運ぶ

・頻繁な授乳が必要

・ママは睡眠不足になりがち

・ママは社会と隔離されてストレスを感じる

 

【3~4ヶ月】

・首がすわり、うつ伏せで遊ぶようになる

・笑うこともある

・何でも口に入れるようになる

・ママはずっと抱っこしているので体がバキバキになる

・夜泣きが始まるかも

 

【5~6ヶ月】

・寝返りを打つようになる

・人の顔に区別がつくようになる

・人見知りが始まる

・風邪などにかかりやすくなる

 

【7~8ヶ月】

・睡眠のリズムが整い始める

・お座りが出来るようになる

・ずりばいをする

・前歯が生える

・不慮の事故が起こりやすくなる

 

【9~10ヶ月】

・つかまり立ちするようになる

・いないいないばあが好き

・興味のある物を指さし出来る

・転落や転倒に注意が必要

・何でも口に入れる

・夜泣きがひどくなりママは睡眠不足になりがち

 

【11~12ヶ月】

・一人で立ち上がり伝い歩きが出来る

・投げることが出来る

・何にでも手を出すので危険

 

以上のような特徴があります。

子供一人一人には個性があって、成長の個人差も大きいので全てこの通りに行くとは限りません。

とは言え、基本的に成長の順序はどの子も同じなので、このみちすじをたどることを理解しておく必要があります。

 

0歳~1歳6ヶ月頃まで身に付けるべき「基本的信頼」

小さな赤ちゃんは泣くことで自分の要求を相手に伝えます。

その要求をかなえてくれる人を信じて、その人を通じて周りの人々を信じるようになっていきます。

ポイント

この過程が心理学者のエリクソンの言うところの「基本的信頼」に結びつくと言われています。

この基本的信頼によって、子どもは自分自身を信じる力をも身に付けることが出来ます。

その結果、「ありのままの自分を認めることが出来る」自己肯定感に繋がっていきます。

パパはママと協力して子どもに基本的信頼を身に付けさせるようにしていきましょう。

 

父親の役割とは?母性と父性について

父親は父性的、母親は母性的であるべきと考えている方も多いと思います。

一般的に母性とは、どのような時でも子どもを無条件で受け入れることができ、愛するということです。

一方で父性とは社会で生きていく時に必要になる規律や約束、義務や努力といったことを教えていくことと言われています。

これを踏まえると、特に共働き家庭が増え、育児も分担制になっている現代では「父性=パパ」「母性=ママ」という方程式が成立しなくなっているということが分かります。

つまりママが父性を、パパが母性を発揮しても大丈夫ということです。

大切なのはその順番を守ることです。

子どもに対して「あなたのことをとても愛している」と愛情をたっぷりと注いだ後に社会の規律やルールを根気よく教えていくことが大切です。

これが躾(しつけ)をするということです。

それでは、現代の父親はどのような役割を持てば良いのでしょうか?

答えは、ママの育児とのバランスを取ることと僕は思います。

何故ならどちらかと言えばママの方が育児の負担が大きくなる傾向にあるため、我々パパの方が他の部分を補っていく必要があるからです。

母性だけ、または父性だけで躾をしていくことは出来ません。

パパはどっしりと構えて、ママや子どものためにいつでも動けるよう心構えをしておきましょう。




わが家でのパパの役割

わが家の場合、ママが「母性」を発揮するのが得意であるため、僕は父性担当となっています。

ママと話し合った結果、基本的にはどちらもバランス型の育児をするスタンスではあるのですが、ここぞという時には僕が根気よくルールを教えていく担当になりました。

逆にママは子どもの自己肯定感を高めることに注力しています。

他にパパとして責任を持っているのは「子どもと全力で遊ぶ」ということ。

体を使った遊びなんかはパパの方が得意であるため、一緒に全力で楽しむようにしています。

 

最後に

いかがでしたか?

父親の役割というものは昭和時代、平成時代と時代と共にどんどん変わってきています。

そして今はもう令和時代、父親像が塗り変わり、昔よく言われていた「地震雷火事親父」という言葉も聞こえなくなるかも知れません。

パパの役割はこの機により一層重要度を増しています。

最後に、父親としての自覚は積極的に育児に関わらなければ芽生えてくれません。

僕も子どもが生まれた瞬間はまだ父親になった実感が沸かない人間したが、子どもと過ごす時間を増やしたことでようやく子どもの人生における責任感が生まれました。

徐々にパパになっていくということは自然なことなので、気にせずに今しかない子どもとの時間を楽しむことをおすすめします。

 

よし
この記事はサロン生のIさんの実体験をお話しして頂きました。

お母さんに比べてお父さんは自覚するのが遅かったりしますよね!

自分も反省すべき点が多々ありました・・・

これから父親になる方はぜひご参考にしてください。

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