育児サロンのよしです。
子どもが目薬を嫌がって、うまくさせないとお困りのパパママはいらっしゃいませんか?
目薬をさせばすぐによくなるのに、動いちゃって命中しない・・・
怖がっているのを毎回押さえつけるようなこともしたくないし・・
今回は、子どもに目薬を上手に入れるコツとポイントについてお話します。
パパママの負担が少しでも解消されたらうれしいです。
目次
子どもに多い目の病気
子どもがかかりやすい目の病気についてお話します。
意外と多い目の病気。
目薬の回数もおのずと増えてきますね。
流行り目・プール熱
ウイルス感染などで、白目の部分が充血し、目やにがたくさん出る病気です。
目をこすった手を介して、他の人にもうつる場合があります。
こまめに手洗いをし、タオルは同じものを使わないようにしましょう。
目薬の点眼で、1~2週間程度で治ります。
ものもらい
汗を分泌している汗腺に最近が入ったり、脂の出る腺がつまって化膿した状態が「ものもらい」です。
まぶたが赤く腫れて痛みを伴います。
切開して膿を出す場合もありますが、ほとんどは抗生物質の目薬で治ります。
逆さまつげ
子どもはまぶたが厚いので、まつげが内側を向いてしまい、眼球の表面に触れてしまうことがあります。
涙の量が多かったり、まぶしがったりすることで気付く場合が多いようです。
成長するにつれ、まぶたが薄くなっていくので、3歳くらいまでは経過観察します。
まつげの毛質が硬くなって、眼球の表面を傷つける場合は、まつげを外側に向ける手術で治します。
はてな
Q. 開封した目薬は、使用期限内なら使ってもいいの?
A. 記載されている使用期限は、目薬の封を開けていない状態でのものなんです。
いったん開封した目薬は、使用期限内であっても注意が必要です!
眼科で処方された目薬なら1か月以内、薬局で購入した目薬なら3か月以内の使用が目安です。
開封後の目薬は、キャップを固く閉めて涼しい場所で保管するようにしましょう。
Q. 目薬のさし過ぎは逆効果って本当?
A. 本当です。
目薬のさし過ぎで、ドライアイが進行するケースもあるそうです。
点眼量や点眼回数はよく守って使用するようにしましょう。
子どもが目薬を嫌がる理由は?
目を開けているのが怖い、目にしみる、冷たいなどが代表的な理由にあげられます。
何も分からず、目薬のとがった先端がやってくるのですから、無理もありませんよね。
やはり、「目薬への恐怖心をいかに最小限にできるか」に上手な点眼のヒントが隠されていると言えるでしょう。
うまく目薬をさす方法
ここからは、具体的にどんな点眼方法があるのか、紹介していきます。
寝かせて足で固定する
まず、子どもに仰向けに寝てもらいます。
ママの足で子どもの顔と体を軽く固定します。
手荒なやり方にも思えますが、眼科でも推奨されている方法です。
固定してからスピーディーに点眼まで持って行くのがコツですね。
目を閉じたまま点眼
目を開けているのが怖いのなら、閉じたまま点眼する方法があります。
目を閉じる→点眼する→ぱちぱちする
<ワンポイントアドバイス>
- 目はできるだけ軽く閉じるようにする
- 目薬は目頭からさして、目尻を引っ張ると目の中に入っていきやすい
あっかんべーをする
まぶたを開けようとすると、反射的に閉じようとしてしまいます。
あっかんべーで下まぶたを下げたところに目薬を落とします。
我が家もこの方法を採用しています。
かかりつけの眼科で教えてもらいました。
この方法のメリットは、目に命中しやすいところです。
確実性があるので、目薬のムダ使いが減ります。
ただ、まぶたに目薬の先が直接触れないように注意が必要です。
目薬に細菌が入るのを防ぐためです。
寝ている間に
いっそ寝ている間に点眼してしまうのも1つの方法です。
なるべく熟睡している時がねらい目です。
目薬を点す時のポイント
実際に子どもに目薬をさす際のポイントについてまとめました。
子どもの恐怖心をなくす
怖いからと泣いてしまうと、目薬の効果がなくなってしまいます。
上手くさせないからと叱ってもいけません。
「慣れ」もあります。
何回かやっているうちに、恐怖心も薄れていくと思います。
リラックスした状態で
ママが多めにスキンシップを取るなどして、子どもが安心できる状態を作ってあげてください。
理由を説明して納得させる
話が分かる年齢の子どもなら、目薬の効果を話してあげるといいですね。
理由が分かった上で、「目薬は怖くない」と納得できれば、苦手克服は近いかもしれません。
最後に
いかがでしたか?
子どもの目薬を上手にさすには、
- 寝かせて足で固定する
- 目を閉じたまま点眼する
- あっかんべーをする
- 寝ている間に行う
目薬をさす際のポイントは、
- 子どもの恐怖心をなくす
- リラックスした状態を作る
- 理由を説明して納得させる
以上のことについてお伝えしてきました。
花粉症やアレルギーなど、目薬をさす機会はますます増える傾向にあります。
皆さんの子どもにぴったりな点眼方法が見つかることを願っています。