育児サロンのよしです。
コロナ感染対策で、日々自宅待機に加え手洗いうがい、マスク装着と親子で対策に対策を重ねているご家庭が多いと思います。
その結果、テレビなどのデータを見ていると、新規の感染者数は減少傾向にあります。
しかし、新規感染者数が増えていることには違いありませんので、気が抜けない状況が続いています。
最近では少しずつマスクやエタノール入りの消毒剤が店頭に並ぶようになってきているので、今のところわが家では子どもの触れるであろうモノ等の消毒作業を継続できています。
しかし気になるのが、モノは消毒できても「空間にコロナウイルスがいたらどうしよう」と気になり調べてみました。
そこでこの記事では、新型コロナウイルス感染症対策に室内空間を除菌する方法ご紹介していきます。
ただしこの空間除菌、間違えると大変危険な事にもなりますので、お子さんのいらっしゃる方などは是非ご参考にしていただけると幸いです。
目次
加湿器で次亜塩素酸水を噴霧する
新型コロナウイルスに限らず、ノロウイルスやインフルエンザウイルスなどの感染症が流行しやすい時期があります。
そういう時期は特に念入りに除菌して、万が一家族内に感染者が出たときは被害の拡大を防がなければなりません。
とはいえ、全てを除菌し続けるのは大変ですよね。
人の動くところ、手を触れるところを全て定期的に除菌し続けるというのは、特に子育て世代にとっては難しいものがあります。
そこで効率よく部屋全体を除菌しようというのが、今回の趣旨です。
ウイルスの除菌に役立つ「次亜塩素酸水」や「次亜塩素酸ナトリウム」という成分があります。
このうち、次亜塩素酸水は、加湿器のタンクに加えることにより、部屋全体の除菌を行うことができます。
※次亜塩素酸ナトリウムは大変危険なので加湿器で噴霧することは絶対に避けてください。
次亜塩素水はコロナ対策に効果あるの?
結論から言うと新型コロナウイルス感染症対策に次亜塩素酸水は有効と考えられます。
厚生労働省は次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムの効果の化学的同類性を示す資料をしました。
(参照:厚生労働省HP)
ポイント
厚生労働省は、次亜塩素酸水を「次亜塩素酸ナトリウムとの同義性」を説明すると共に、細菌やウイルスに対して殺菌効果のある除菌水(食品添加物)として定めています。
ちなみに次亜塩素酸ナトリウムは、家庭でよく使うハイターなどに含まれている成分であり、
厚生労働省は、新型コロナウイルス感染症対策として「モノの消毒」には次亜塩素酸ナトリウムを使用することを推奨しています。
くどいようですが、次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムは別物です。
注意
次亜塩素酸ナトリウムはアルカリ性で人体に有害なので使用方法は各製品の説明に従ってください。
次亜塩素酸水とは?
次亜塩素酸水という成分は「人体にとって安全である」ことを公的に認められている「殺菌剤」です。
無色透明で、普通の水との区別がつきにくいです。
臭いは無臭であるか、わずかに塩素臭がすることもあります。
農業分野においても、農林水産大臣と環境大臣から安全性を認められたため認可・指定を受けています。
次亜塩素酸水は、一般的に塩酸もしくは塩化ナトリウム水溶液(食塩水)を電気分解して作られる物です。
厚生労働省からはさまざまな専門分野での使用が認可されております。
例えば、医療分野では「強酸性電解水」として医療機器などの消毒に、食品分野では食品添加物の「殺菌料」として野菜や調理器具の消毒、あるいは野菜の色を維持するために使われているそうです。
厳密には電気分解での製法やpH値・有効塩素濃度が厚生労働省により定められており、その違いにより強酸性・弱酸性・微酸性の次亜塩素酸水に分けられます
次亜塩素酸水はどこで売ってる?
次亜塩素水はスーパーや薬局にも売っているので簡単に手に入れる事が出来ます。
あんなに品薄の続いているアルコール関連の消毒剤に比べて、ネット上でもそれなりに在庫があるので是非この機会に購入をオススメします。
ハイターを加湿器に入れるのは危険なので絶対にやってはいけません

くどいようですが次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムは別物で、ハイターに含まれる次亜塩素酸ナトリウムはアルカリ性で人体に大変有害です。
モノを消毒するには効果があるのですが、加湿器に入れたりしないようにしてください。
https://www.kao.com/jp/soudan/topics/topics_116.html
(参照:花王HP)
最後に
いかがでしたか?
品薄状態のアルコール消毒剤に比べて次亜塩素酸水はまだ買い漁りなどが起こっていないので、比較的簡単に購入する事が出来ると思います。
空間全体を除菌することも出来る万能なアイテムなので、よかったらチェックしてみてください。