家族

【迷っている方へ】ひとりっ子と兄弟がいるのはどちらがいいの?

育児サロンのよしです。

一人っ子のままでいいのか?

それとも、兄弟がいた方が良いのか?

どちらを選択する方が子どもにとってメリットがあるのでしょうか。

よく「一人っ子だとわがままに育つ」だったり、「兄弟がいた方が社会性を身につけやすい」等のイメージはまだまだ根強いですが、実際はどうなのでしょうか。

そこで今回は、一人っ子と兄弟がいて育った子、それぞれのメリットとデメリットをご紹介していきます。




「一人っ子だと甘やかされて育つ」というイメージ

一人っ子に対しては、まだまだ良いイメージを持っている方は少ないのではないでしょうか?

一人っ子は甘やかされているから何でも自分の思い通りになると考えている

わがまま

競争心が育たない

協調性に欠ける

となかなか悪いイメージが消えません。

一人っ子であることに対して、周りから「早く二人目つくらないといけないね」とか「一人だけだとかわいそう」という様に地味にひどい言葉を投げかけられてショックを受ける方も多いと思います。

しかし実際のところ、そのようなイメージに関しては特に根拠はありませんし、一人っ子だからこそのメリットもたくさんあります。

一人っ子のメリット、デメリット

それでは次に一人っ子のメリット・デメリットをご紹介していきます。

一人っ子のメリット

親の愛情、祖父母の愛情をすべて余すことなく伝えることが出来ます。

一人っ子のメリットと言ったらこれ!親の愛情をすべて子どもに伝えることが出来る点です。

兄弟がいたら分散されてしまう家族みんなからの愛情を受けられるので、「自分は大切にされている」「自分の居場所はここにあるんだ」と感じることに繋がり、自己肯定感を高めてくれます。

家族で出かけやすい

お出かけをするときも、一人っ子だとスムーズに外出出来ることが多いです。

遊びに行く時は、いつでも子どもの行きたいところに行く事が出来ます。

兄弟がいるとどうしても小さい子の好きなものに合わせなくてはならないことも多いので、上の子は楽しめないというケースも多いです。

その点一人っ子だと子どもの気持ちを優先することが出来ると言えそうです。

経済的に安定する

子どもが一人だと、兄弟がいる場合に比べてかかるお金は少なくて済みます

例えば、外食や旅行など、一人でも人数が多いだけでより出費がかさむ機会は多くなります。

将来かかってくるであろう学費も兄弟がいなければ一人分で済みます。

旅行普段は出来ない特別な体験をさせてあげることや好きな道に進ませてあげることなど!!

一人っ子であればその子どものために全力で投資が出来るというのが大きなメリットと言えそうです。

親も精神的に安定する

一人っ子を育てていると、兄弟がいる場合に比べると親も精神的に安定しやすいことが分かっています。

兄弟がいないと子育てのタスクが何人分も重なることはありませんし、育児や家事に落ち着いて対処できます。

経済的にも安定することから、気持ち的にも余裕を持って生活することが出来そうです。

一人っ子のデメリット

一方で一人っ子でいることのデメリットも存在します。

念のため断っておきますが、何事もメリットがあればデメリットもありますから、「やっぱり一人っ子はダメ」という風には受け取る必要はありません。

自己主張に慣れていないかも

兄弟がいると自分の主張をしなくてはならない機会は沢山ありますよね。

おやつの奪い合い、遊びたいおもちゃの取り合い、行きたい場所の主張、どこで外食をするかの戦い...

ご紹介した分にはとどまらず、兄弟がいる生活では「自分の意見を相手に伝える」機会がたくさんあります。

ひとりっ子だと自分の意見を相手に伝える練習は家では、あまり出来ないため、小学校などのコミュニティでは自分を出せずに困惑することもあるかもしれません。

自分の希望がなんでも通ることに慣れているかも

一人っ子はパパやママ、そして両家の祖父母からすべての愛情を一手に引き受けることになるので、「○○が欲しい」とか「○○を食べたい」「○○に行ってみたい」という希望を通しやすいと考えられます。

その結果、小学校のコミュニティ等では、自分の希望が通らないことに困惑するかもしれません。




兄弟がいる場合のメリット、デメリット

それでは次に、兄弟がいる場合のメリット・デメリットをご紹介します。

兄弟がいる場合のメリット

兄弟がいると遊び相手がいることになります。

基本的に年齢が極端に離れていなければ2人ないし3人で遊び始めるので、親は手が離れて楽かもしれません。

そして兄弟間での人間関係から、社会性を身に着けるための第一歩を踏み出すことも出来ると考えられます。

兄弟がいる場合のデメリット

兄弟がいればいるほど家計的には負担が大きくなりますから、子どもに多くの経験をさせてあげるのが一人っ子に比べて難しくなる場合があります。

また、複数の子どもの面倒を見ますので、家事や育児の負担は一人っ子に比べて激増します。

最後に

いかがでしたか?

一人っ子と兄弟がいる子では、昔から「一人っ子はかわいそう」と言われ続けてきましたが、

最近ではその考え方も古いものになってきました。

一人っ子にも、兄弟がいる子にもそれぞれメリット・デメリットはありますから、「一人っ子は絶対にダメ」と考えず、家族がどんな生活をしたいのかを話し合って決めていくのがいいと思います。

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