怪談話

【夏の怪談】子どもに聴かせたい怪談話とその意外なメリットとは?

育児サロンのよしです。

夏になるとテレビ番組では怖い話や心霊体験などの特集が組まれます。

怖体験系のテレビをみて、夜寝るのが怖くなってしまったという方は少なくはないのではないでしょうか?

こういう系のやつは怖いけれどついつい見てしまいますよね..

それは子どもも同じです。

「おばけ」の存在はいつの時代でも子どもたちを怖がらせ、興味を持たせ、ドキドキさせてきました。

怖いモノってなんだかイヤな感じがしますが、子どもの教育上のメリットも実は存在します。

そこでこの記事では、子どもに聴かせてあげたい怪談話とそのメリットについてご紹介していきます。




トイレの花子さん 耳なし芳一など、伝統的な怪談話は子どもにちょうどいい

怖い話と言っても、怖すぎるやつはちょっと抵抗がありますよね。

事故物件系とか、人が死んでしまう系とかは内容が激しすぎて子どものトラウマになりかねません。

子ども(幼稚園児~小学生)くらいの年代にとってちょうどいいくらいのこわ~いお話をご紹介していきます。

トイレの花子さん

トイレの花子さんは1980年ころから語り継がれている怖いお話です。

学校にまつわる怪談の一つで、学校のトイレに現れる、白いワイシャツに赤いスカート、おかっぱの髪型が特徴的な少女の霊です。

日本では非常に知名度の高い怪談の一つで、おうちの方もテレビや本で見たことのある人は多いのではないでしょうか。

子どもの頃このビデオを見ていた!兄弟が見ていたことがある!という方は少なくないのではないでしょうか。

適度に怖いストーリーなので、この夏は親子で一緒に見てみてはいかがでしょうか。

耳なし芳一

耳なし芳一は、琵琶法師の芳一という男の人の話です。

芳一はもともと目が見えなかったのですが、ある日琵琶を弾いていたところ女性に話かけられるのですがそれは平家の亡霊でした。

取りつかれてしまい、芳一は真夜中に安徳天皇の墓の前で琵琶を弾きだすという怖い話です。

芳一のすばらしい壇ノ浦の合戦の弾き語りを、平家の亡霊は聴きたかったのです。

そんな芳一の身を案じた和尚さんは芳一の全身にお経を書くのですが...

この後はみなさんご存知ですよね。

昔ながらの怪談話はパンチがあって怖いですね..

 

 

耳なし芳一は絵本で読み聞かせしてあげてはいかがでしょうか?

こちらのさいとう よしみ著の絵本はストーリーはさることながら絵も怖い!!

親子で震えあがって涼しくなってくださいね。

せなけいこシリーズ

耳なし芳一はちょっと内容が難しいというお子さんにオススメなのは、せなけいこシリーズです。

ちょっと怖いけど、なんとなく可愛らしいおばけちゃんが登場するストーリーです。

「ねないこだれだ」は小さい子どもでも怖さが分かるようで、うちの子は2歳くらいから夜にねないこだれだを読むことに抵抗がありました。

とけいがなります...ボーン ボーン

ちょっと怖い読み方をしてあげると子どもは怖がること間違いなし!

ちなみにこのおばけちゃんはキャラクターとしても結構な人気があり、Tシャツや帽子にもなっています。

「恐怖」という感情だけでなく子どもの想像力を養うことができる

小さな子どもにとって怖い話を聴くことはドキドキしますし、「自分のすぐ近くにも怖い何かがいるのかもしれない...」と感じることで想像力を膨らます事が出来ます。

そして「怖い」と感じつつも、パパやママに抱っこしてもらったり、一緒に過ごすことで安心感を得る事が出来ます。

そうすると「自分は守られている大事な存在」という認識に繋がりますから、怖い話は子どもの自己肯定感を育むのにピッタリです。

最後に

いかがでしたか?

怖い話は単純に親子で楽しめるというだけでなく、想像力を広げるなどの効果があり、子どもの成長のために役立つと言えそうです。

怪談話の読み聞かせなど、この夏の過ごし方の一つとして選んでみてはいかがでしょうか。

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